5月28日(土)、会場は二子玉川にある GEMINI Theater。
客席ひな壇のある珍しいライブハウスです。音楽以外にも、演劇やレビューなども行われています。 ポエトリースラムが初めての方、そうでない方、いずれも大勢いらっしゃって客席は満員状態。
MCのさいとういんこ(左)とURAOCB(右)。
まずは、詩人でありアーティストである二人が、「スラム」の語源をはじめポエトリーについてお話したり、今回の競技法方法について説明しました。
出場スラマーの紹介や毎ラウンドの呼び込みを行い、審査員の講評をお聞きし、観客の皆さんに寄り添いながらこの「ポエトリースラム」をわかりやすく進行。
始めから終わりまで彩りを添えた、華やかな「ライブ」になりました。
石渡紀美・大島健夫・中内こもる、3名の出場スラマー × 3分× 5ラウンド=計15篇の詩が、熱い「ライブ」として繰り広げられました。
石渡紀美
大島健夫
中内こもる
「競技」であるスラムは、審査員によるジャッジが重要です。
今回は特に、山﨑広子さん、文月悠光さん、じゃんぽ~る西さん、3名の審査員の、スラマーたちに劣らない白熱した講評により、スラマーたちの作品群の魅力が存分に語られました。
それぞれの豊かな表現による的確な講評で、観客の皆さんも引き込まれていました。
山﨑広子(声・脳・教育研究所代表)
文月悠光(詩人)
じゃんぽ~る西(漫画家)
観客の皆さんは、3名 × 3分× 5ラウンドの詩の競演に、楽しくそして真剣に「参加」されていました。
第5ラウンドはお客様にも投票して頂き、審査の行方にさらに注目が集まりました。人それぞれ、感じ方が自由であることは、ポエトリーの大きな魅力のひとつでしょう。
力を出し切った3人のスラマー。
結果発表を待つ、緊張の一瞬。
発表の瞬間!
『三国詩』の頂点を極めた中内こもるさん、おめでとうございます。
<中内さんのプロフィール>
大学卒業後、上京し本格的に俳優活動を開始。2005年の愛・地球博の舞台出演を機に、名古屋でフリーで活動を開始。俳優活動のほか、お笑いライブにも一人芝居でレギュラー出演。定期的にプロデュース公演や独演会(作・演出・出演)も行う。テレビ、ラジオの作家としても活動し、専門学校、養成所で演技の講師も勤める。日本劇作家協会東海支部員。https://twpf.jp/n_komoru
フィナーレに向けて。
MCのURAOCBより「スラマーだけでなく、この場に居合わせた皆さん、すべてに拍手を!」
右より、MCのURAOCB・さいとういんこ、出場スラマーの石渡紀美・大島健夫・中内こもる、審査員の山﨑広子・文月悠光・じゃんぽ~る西。
撮影:古元道広
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