【トークレポ④】ポエトリースラム世界大会はとにかく熱い!

4月23日(土)高田馬場JET ROBOTにて行われた、「三国詩 ~ポエトリースラム頂上決戦~」プレイベントの第一部、トークセッションのレポート第4弾!

ポエトリースラムの世界大会はパリで開催され、そのほかの国でも詩祭やスラムは行われています。海外のポエトリースラムは、どんな様子なのでしょうか?

左からURAOCB、大島健夫、さいとういんこ、中内こもる、石渡紀美


さいとう「海外のスラムは会場の熱気がすごいという印象があるんですが、そのあたりはどうでした?」


大島「そうですね、基本的に皆さん、楽しみに来ているんですよ。会場の熱気そのものもそうなんですが、どの国のポエトリースラムでも私たちが子どもの頃、街にプロレスが来たときみたいな雰囲気です。おばあちゃんとかが孫の手を引いて“あれがジャパニーズだよ”みたいな感じで私を指さしたりとかして。

あと日本人って点数をつけて競技をするときに、減点法で考える人が多いと思うんですが、海外だと起こっている現象をみんなで楽しもうというポジティブな空気がベースとしてある気がします。もちろん国や主催者にもよりますが。」


さいとう「ポエトリースラムの世界大会は、それぞれの国の人が自分の国の言葉で朗読するんですか?」


大島「そうです。私だったら日本語で読んで、後ろのスクリーンに日本語、現地の言葉、英語で字幕がつくのがスタンダードなスタイルですね。」


URA「中内さんはいかがですか?」


中内「世界大会をやっている間って、街中で詩のフェスをやっているんですよ。歩けばそこら中にポスターや横断幕が飾ってあって。そんな中を歩いていると“ここに日本代表がいるぞ”って気にもなってきますし(笑)。朗読が終わった後も、すごく気さくに話しかけてきてくれて。」


さいとう「街全体でポエトリー三昧みたいな感じなんですね。」


中内「国内の大会や学校対抗の大会もやっているし、そういう大会にカリブラージュで呼ばれたりして。」


大島「カリブラージュというのは、本番の前に見せる模範試合のことを言います。

ポエトリースラムは基本的に観客が審査をするので。それを見て観客は“なるほど、ああやって点数をつけるのか”と練習するわけです。」


街全体で盛り上がるポエトリースラム!

言語を超えて詩の朗読を楽しむ雰囲気が伝わります。


【次回】そもそも詩の朗読に勝ち負けをつけるとは?  Coming soon...



「三国詩 ~ポエトリースラム頂上決戦~」

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5月28日(土)二子玉川 GEMINI Theater

開場 18:00 開演 19:00

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<出演>

中内こもる 石渡紀美 大島健夫

*審査員

山﨑広子 文月悠光 じゃんぽ~る西

*MC

さいとういんこ URAOCB


<料金> 全席自由(全て+1ドリンク)

一般前売 3,000円 一般当日 3,500円

小中学生:保護者同伴で無料(人数限定)

高校生 1,000円 大学・専門学校生 2,000円(前売・当日共通料金)

※高校生/大学・専門学校生は当日受付にて要証明書提示


<ご予約・お問い合わせ> 二子玉川 GEMINI Theater

Web予約フォーム:https://3slammersproject.amebaownd.com/posts/34230123?categoryIds=6067375

電話:03-6431-0261(14:00〜23:00)

Mail:geminitheater.jp@gmail.com

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主催 一般社団法人アート・エデュケーション・スクエア


<会場>

二子玉川 GEMINI Theater(世田谷区玉川3-20-11-B1)

■ 東急田園都市線 二子玉川駅下車 徒歩5分